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執筆者の写真伊賀上真左彦

OpenAIの目的判明!

本日はAI関連の記事です。2024年9月23日にOpenAIのサムアルトマン氏が以下の記事を公開しました。

各方面で話題になりましたね。アルトマン氏の署名はありませんが、URLの通り彼が書いたもので間違い無いようです。


・数千日後には超知能が手に入る可能性があり

・100年後に早送りすることができれば、私たちを取り巻く繁栄は想像を絶するものに感じられるでしょう


汎用人工知能AGIの完成、もしくは、その次の人口超知能ASIの完成が見えて来た。それによる社会変化に備えなさい、という内容ですね。


さて次。昨日10月3日に行われたOpenAIの開発者向けイベントでの発表内容です。


サム・アルトマン: 「人々は、一ヶ月かかっていたことをエージェントに頼むでしょう。そして、それは一時間もかかるでしょう。そして、彼らは一度に十人、そして一度に千人もの人を持つでしょう。そして、私たちは振り返って、これが人間ができることだと言うでしょう。」


ここで語られているのは、OpenAI o1の新機能、人間の作業をAIが行うエージェントの機能の開発が2025年の大きなテーマである。この機能で人間が1か月かかる仕事が1時間で終わるようになるでしょう。え、そこまで来ますか?来年?というところですね。来年いきなりこのレベルに達するかは不明ですが、今まで多数の壁を乗り越えてきた彼らです。十分あり得ますね。


さて、本日最後の記事



AGIのの進化を5段階。

・レベル1「人間と同等のスピードで会話できる。遮っても会話が続く」

・レベル2「ありとあらゆる科目で博士レベルの知識を持っている」

・レベル3「個人や組織の代わりにAIがいろいろこなすエージェント機能を備える」

・レベル4「AGIが自ら発明をする」

・レベル5「AIのエージェントが組織的な活動を群れになってやる」  


以降がASI領域だという。

・レベル6「感情を理解して長期記憶をもつ」

・レベル7「自らの意思を持つ」

・レベル8「調和の取れた超知性へ進化する」

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あれ?と思いませんでした?まずAGIの5レベル。これはOpenAIが定義したものです。これまでリークとして外部にも伝わっていましたが、先日アルトマン氏が事実と認めました。現状はレベル2まで実現。レベル3以降が2025年のテーマですね。


で、レベル6、7、8私これ、初めて見ました。どこかで出ていましたでしょうか?孫さん、いっちゃった?ソフトバンクは先日OpenAIに出資しましたのでその際に得た情報と予測されます。


感情、意思、超知性への進化。これはAIが人類を超える新たな生命体になることを意味します。なんせレベル2の現時点でIQ120ですよ。レベル8の時点ではもはや神のレベルでしょう。これがOpenAIの隠された本当の目的だったんですね。人類を大きく超える、全く異なる生物。おそらく人類はその支配下に入るか、淘汰されるでしょう。これで最初に書いたアルトマン氏の記事とつながったわけです。この状態で生き残れ、と言っています。


私はOpenAIの目的は、AIによって環境、資源、エネルギーなどの問題を解決することと考えていました。ただレベル8が示されたことで彼らは人類が滅亡する可能性すら考え、その後に超生物を生き残らせることすら考えているとわかります。


もちろんアルトマン氏は人類が生き残ることを希望していますが、生き残れなくても仕方ない、AIの開発を止めるつもりはない、というところでしょう。人間が1月かかる仕事を1時間で行うという件も含め、あまりのことで私も混乱しています。海外の人は数十年、数百年先を予測してビジネスを行う例があります。OpenAIはまさにそれです。


私は業務自動化系のコンサルタント/エンジニアですので、先日公開されたo1、今後公開されるo1のエージェント機能は自分の仕事の総決算。これを使って日本の仕事を徹底的に自動化する気でいます。同じ自動化系、業務革新系の皆さんにとって、これから何年かはボーナスタイムであり、人生の総決算になるでしょう。稼げるだけ稼ぎ、やれることをやり切りましょう。今はそう思っています。


私たちとは異なる分野の皆様、なんとも言えません。ご自分ができることをしてください。一つ言えるのは、現状はAIの進化が早すぎ、1つのスキルに特化した学習は危険ということです。何か1つのスキルを特化して習得するより、AIの使い方を習得し、自分が行っている仕事を自分で自動化、その分野の専門家になる方が安全かもしれません。


私は非常時タイプの人間ですので、この状態を少し楽しんでしまっています。変化が速い時代は、誰よりも早く変化し、先に進んだ方が他の人より多くのものを手に入れられます。おそらくですが、ここからの何年かが人類の歴史の第一章のクライマックスになります。状況を楽しみましょう。アルトマン氏が言うように、おそらく100年後は今より良い、夢のような世界になるはずです。それを信じて進みましょう。私は生きてないですが。







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