現在IEの脆弱性の問題から、RPA作成時にIEを使いにくい状態が発生しています。VBAによるIE操作は技術的難易度は高いものの、何もインストールせず自動化可能という点で便利でしたが、今回はその代替としてSeleniumBasicをご紹介させていただきます。
SeleniumBasicの特徴
・昔、SeleniumVBAが存在しましたが、別物です。こちらは今は使えないため、SeleniumBasicを使いましょう。
・IE以外のブラウザをVBAで自動化することが可能です。
・RPAの開発は簡単ですが、インストールや、ブラウザのバージョンアップに応じたWebDriverの差し替えなど、運用の負荷は若干上がります。
ブラウザ操作の自動化はPython＋Seleniumが世界標準となっていますが、RPA作成にはエクセルやアウトルックの自動化に長けたVBAの利用頻度がまだまだ高いのが実情です。
将来はPython＋Seleniumに移行していくにせよ。当面の対応としてVBA＋SeleniumBasicは選択しになり得ると思います。
インストール
こちらから最新版をダウンロードしましょう。
次はこちらです。
ダウンロードが完了したら、ダブルクリックでインストールしましょう。
NEXTを。
こちらの画面は全てチェックで大丈夫です。NEXTを1回。
この画面で注意が必要です。インストール先のフォルダーが書かれています。
後で使うのでメモを取っておきましょう。
わからなくなった場合、この画像をもとに探していただくか、インストールの作業を途中まで行っていただければ確認できます。
完了しました。
今回はここまでとさせていただきます。SeleniumBasicは使用までの前準備が大変で、もう少し続けさせていただきます。
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