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執筆者の写真伊賀上真左彦

クリアパーツはこう磨け!異業種交流が導く新常識

更新日:9月23日


本日も趣味前回で模型関係の話題です。私はクリアパーツが大好きです。その割にコンパウンドの扱いがわからず、どうしてもうまく行きませんでした。それが一瞬で解決。本日は恐竜専門店、イクラボの方から教わった、クリアパーツの研磨方法を自分でも試しましたのでご紹介します。イクラボの方は車が好きで、よく車の研磨をなさるそうです。マイアサウラの卵を研磨する過程で私が研磨したものよりいくらもの方が研磨した方が明らかに上で、理由を教えてもらう中でここに行きつきました。



これがコンパウンドで研磨しただけって、信じられます?


重要なツールは2つ

今回使用したのは以下の2つです。






Holtsのコンパウンドはおそらく模型用として売られているものとほぼ同じですが、驚くべきはその値段。3種類セットで699円!模型用の数分の1です。これを使うともはや、模型用のコンパウンドは買えません!


もう一つは研磨用のスポンジです。こちらが使ってびっくり、コンパウンドをつけて、数回こするだけでクリアパーツがピカピカになります。私、今まで模型屋で売られている布を使っていましたが、何度研磨してもキレイになりませんでした。何十分研磨してもキレイになっている様子がなく、自分のスキルでは無理とあきらめていました。それがこのスポンジに変えた瞬間、ちょっとこするだけでピカピカです。私のスキルではなく、道具が問題があったようです。





このように、白い面にコンパウンドを少しだけ付けて使います。このスポンジのメリットはポンパウンドが必要以上に染み込まず、表面に残る点です。3層構造になっていて、コンパウンドが染み込むのは表面の白い1層目だけです。そのため、ごく少量のコンパウンドで長時間磨くことができます。趣味で模型用に使う分には、1本のコンパウンドで下手すれば一生使うことができるかもしれません。磨く時は、一方向に何度も往復させたり、円を描くように回転させたり、磨き残しが無いよう、全体を丁寧に磨いてください。


実際に使ったのが下です。上がポンパウンドで磨いたもの。下は800番のスポンジやすりです。ちょっと写真が分かりにくいですが、上の方が透明度が高く、下の格子状の線がくっきり見えています。


私はこれまでクリアパーツの仕上げはクリアスプレーを吹くことで対応していました。その場合乾燥時間が長い、シンナー臭い、経時変化で表面が汚くなる場合があるなど欠点が多かったです。コンパウンドだけでここまでキレイになるなら、クリアースプレー吹きは不要です。スポンジは水で洗えば何回でも使えます。目の違うコンパウンドが混ざると問題ですので、毎回キレイに洗うか、3個のスポンジを使い分けましょう。一回洗うと水浸しになり、乾燥するまで使うことができません。複数のスポンジをコンパウンドの目ごとに使い分けるのが正解です。


この手法が流行ると、模型用のコンパウンドは売れなくなるかもしれません。皆様、あまり広めすぎないようお願いいたします。


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